2024.01.12
機能素材を活用したネックウォーマー
手袋とセットで使えるもの。
そして、手袋の縫製技術を活用できるもの。
使いやすさと機能、デザインのバランスをうまく実現し、
快適な使用感を実現した納得のネックウォーマーができました。
本格的に寒くなる時期に重宝する、首まわりのアイテムです!
手袋の派生アイテムとして
手袋とセットで使えるもの。
そして、手袋の技術を活用したものを作ってみよう、というのが開発のきっかけ。
そこで、寒さ対策の基本と言われる3つの首をカバーできる、首まわりのアイテムの構想がスタートしました。
まずは子ども用のスヌードを開発していたのですが、今回は大人用での取り組みです。
提案型の商品開発スタイルを得意とする、サングローブさんに相談することにしました。
手袋以外の周辺小物アイテムの知識も豊富で、"首回りのアイテムもできるよ"と快く返事をいただき、
テトではとても好評を頂いているシリーズのフリース手袋とリンクするようなイメージで企画をしました。
人気のmountain fleeceはこちらから
使いやすさと機能性のバランスを探って
はじめての企画につきものですが、着用した際のシルエットや素材の仕様の設計には苦戦をしました。
着用後の馴染みの良さ、適度な柔らかさなどのバランスなども踏まえて、
中綿にはこれがいいんじゃないかと、いくつかの候補の中からぴったりな機能性を兼ね備えた素材を選んでいただき、外側からは見えない部分まで、申し分ないご提案をいただけました。
温度変化にもフィットする快適仕様
手袋と同じ生地、アウトドア愛好家にも愛用者の多い、アメリカ発のフリース素材Polartec®(ポーラテック)を全面に使用しています。
表側には毛足の長いHIGH LOFT®、肌に当たる内側にはやわらかなCLASSIC MICRO®を組み合わせ、手袋のmountain fleeceとリンクする、異素材切り替えとオリジナルタグがアクセントになったデザインです。
また、中綿部分には、ジェネサーモネオという機能性のある中綿素材を採用しました。
アメリカで宇宙服のために開発されたアウトラストテクノロジーと、3Mの不織布技術が融合し生まれた、温度調節機能中綿です。
このジェネサーモネオをフリースの内側に挟みこむことで、電車や、屋内と屋外の行き来など温度変化の激しい冬の環境でも快適にお使いいただける仕様として仕上がりました。